イルミネーション 2024.12.13 目の前の本を開くか否か眉間に皺寄せる日よ 覚えてない方の記憶を誰に委ねたら美しく終わらせる事が出来るか企てている 残酷な街のささやかな親切のほうが何よりも煌めいて美しく映るって知ってるのはどれだけだろう 秘密という名目の擦り付け 華が選ばれた事で数えられない匿名が目を覆うなんて誰も知り得ないし、知るために窓をこじ開けてもいない その傷つき方は好きじゃないから、私の好きな悲劇を観てよ 露光が妙にきらめいて
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