最近読書のスピードが速くなった。
気候が安定するようになったのもあるが、古本回収日に間に合うように積んでた本を消化するために減らした。
今では何を詰めたかほとんど忘れたけど人生に支障ないからいいや。
久々に都内に出た。
電車に身を任せうとうとして、知らない人の日常に溶け込んで、自分を薄くした。
街を歩いて、煙が漂う喫茶で心の生傷が絶えない人しかいない小説を捲った。久々の副流煙だから深呼吸をした。自分も久しぶりに電子タバコ買ったけどよく分からない味だった。終わる頃に慣れるでしょう。たぶん。大きな本屋に入って視界に入った人の手にした表紙をチラ見する。そこには知らない世界があった。
自分がその世界を手にするか考えたけど、すぐ却下された。甲高い声の鼠は嫌いなんでね。
1泊しても良かったけど、今じゃない気がして日帰りにした。
問:火の粉の隠しかた

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