点滅

数える事さえ忘れられた孤独の朝に反響を歪ませて棄てられる教則本
電光掲示板で晒されるおまじない(隣町の子猫が生贄に)
例え話にもなれないくらいなら、と掘り続ける汚点に溢される題名夜行列車と爪弾き
寄せ合いの感情だって選択から脱落寸前なのに振舞い方も落魄れた
少し潰れた月の喫煙量過剰
汝、星を殺せば
知らない話も塞がずに澄む
微かな眠りと貫かれる傷

コメント

タイトルとURLをコピーしました