日常の喧騒と休日の喧騒の違いはなんだろうと考えていた。昼間からお酒を飲んで煙草吸って間抜けな声出す事なんだろうけど少し違うよなって
能動と受動。好奇心と無関心。希薄と濃密。
わからんわからん。わからんから考える時間をくれよ。手始めに粘度のキツい闇鍋の底みたいな街に繰り出して地獄巡りしようや。
高い度数のアルコールに負けない狂った話を肴に華を咲かせてそのまま路地裏でキスしよう
半分酩酊した状態で結婚式場を後にする
帰り道にリサイクルショップがあったから
引き出物を樋口一葉に変えた
「今もらってきたから怨念はないよ」
と言って買取価格を上げようとしたけど
「その幸せを奉るアンタからもらう時点でなぁ」
とクールに返されて断念。見抜いてやがる
ところでこの店いつからあるんだ?
仕事柄この辺はよく通るけど全く気づかなかった
辺鄙な土地だから?小さい店だから?
まあいいや。
ねぇオニイサン?
電柱の影から亡霊のように出てきた異国のギャル
タイトなミニスカートがムッチリした腿を強調していて、そしていい匂いがした。
早くも俺に幸運が。ほら見ろ!
見る目がないのはどっちだっていう話だ
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