2023-03

散文

自動記述

場違いの生命線に光を灯したら実際私の中で燻るヴィ ーナスが言うことには本能と実際の間に寝転ぶハイヒールのような味がしたって枝垂れ桜に詰問したとて故意の地図と不問の猶予、赤 い記憶はとうに消費期限を過ぎている。 そして一種の厄災となった。思考...
Poem

アントートロジー

大丈夫この街の魔物たちが喰べてくれるから己の手を汚す必要はないのそれじゃあ宝物も隠そう誰が拾ってくれるかな北改札口にヒントがある人間、人間、人間、人間じゃないもの、魔物人間、人間、歪な形誰も私達なんかに興味ないから。俺は興味あるたった1人の...
Blog

俺たちは互いに加減を知らない

やらなくちゃいけないと思ってたけど結局忘れて気がついたら3ヶ月くらい経ってた。今回は開けた時期が良かったから膿まないで済んだよ。あ、ピアスの話です。ピアスカッコいいけど、カッコよく見せるための過程が慎重にしなくちゃでね、地味に忍耐勝負なんで...
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異常が現れた場合は使用を中止してください

ゆっくり崩壊していく夢を眺めていた私は夢の支配者であり諦観者である。乾いた音を立てて転がる瓦礫の中からはっきり目にしたものと、運よく掴めたもの、こびりついて取れないものーー言い換えれば因果の集大成を燃やしきれないので丁寧に折りたたんだ。地獄...