Poem 芳醇な仕立て屋 大したことなかったよ幻想の奥で嘯く女のような音を聞いたのは唯一の事実時をひっくり返して何もかもをなかったことに零れ落ちた不幸せの鱗片珈琲に混ぜればバレない――乙女は小匙で救い魔女に委ねる最低な朝を蹴散らす鴉抉れた片目の行方は誰一人知るはずが... 2023.07.20 Poem