何の話をしていたっけ?
時計の針は消えないし
質実な光は休むことを知らないし
もう散々
たまには私に合わせてくれないかしら
そんな戯言を呟いても叶わないのは承知
言ってみただけって誤魔化す
ほらそこのお嬢さん
退屈そうに欠伸をして脚を伸ばすあなたです
何が不満なのかは知らないが
僕と踊りませんか
今宵は月も艶やかで舞うには最適です
此処から先は私の時間
何があろうと
誰が死のうと
知ったこっちゃない
暴れて暴れて暴れて狂って
絶望が絶望してしまうくらいの
愉しい時間を従えるのよ
あなたの世界は何が入ってる?
あなたの世界に私が入ったら
私の世界にあなたが入ったら
どうなるのかしら
烏滸がましい慾望と
甚だしい衝動が
共鳴しては散ってゆく
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