白紙骸 2023.12.21 それから読めなかった本が読めるタイミング1 12 3 5 81328小刻みの望絶持ってる定規の目盛りは違うのに五月蝿くない音が髄膜を引裂いてその破片で新たな命を包み慈しまれた法典──掻い潜り縫われた華の生命線は解放せし慟哭下り列車のライトに私の涙を預けてどこかで聞いたことがある振動──件の息の奥の奥の奥の真っ黒な駆動機のような歯車は食っちまったんだっけトンネルを抜けても青い毒を浴び狂感混濁した世界にしか動かされない差し込み式の青春に静粛を
コメント