「おまかせでお願いします」って君が言ったから

酩酊の余韻を引き摺りベッドから抜け出す。絶対寝坊してるよな、はいビンゴー!けど許容範囲なので1.5倍速で用意したら電車の時刻にギリ間に合う。そしたら貧血予防剤とコーヒーを飲み忘れた。まあいいや。

中途半端なアルコール残り滓を脳内で反芻しながら名前を借りた姉さんの文を読む。隣でお茶するクールなお姉さん。LINEの返事もシンプルに「死ね」どんなやり取りなんだろう。複雑多岐な愛憎劇の結末を勝手に夢想してニヤニヤしてたら1日が終わりそうだよ。

仄かな酩酊が終わる前に知ったかぶりなハクビシンとお茶でもしようか。そっちの暮らしはいかが?相変わらず平坦な絶望だよ。お互い苦労してるわネェ。それが生きるってことだから。このまま話に薪を焚べるか、油を注ぐ、どっちがいい?

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