俳里さん

綺麗に巻かれたソフトクリームを寝ぼけ眼で見つめもさもさたべる。これが旅の醍醐味よ。目の前の大画面では愛くるしいフェイスで私の年収を1時間で稼いでしまうぬこ様の動画が流れる。右に並ぶおすすめリストの中にはむさ苦しい環境で狂った調理を施すアルコ...

私とあなた。そろそろ仲良くなれそうな気がするんだ。好きな空気を感じたから入ってみよう。足を踏み入れた途端、それを入れるなと本能が警告したので手のひらより少し大きい長方形をカバンの奥にしまった。喧騒を軽蔑した空間を泳ぐ。百花の魁がすまし顔でこ...

公共事業や会社のビル、街の建設計画ってどんなふうに決めるのだろうか。寒さが落ち着き日も伸びて、帰り道がマシになってきた。で、少し首の可動域を広げたら古い建物を壊したり、駐車場の舗装し直してたりっていう光景（夕方だから跡）を目にするようになっ...

ほぼ初対面の人へのチャットってどこまで踏み込んでいいのやら…拝啓はいらないでしょ。手紙じゃあるまいし手紙…しばらく書いてないなぁそうか。今は書かないのか。日常でなくとも誰かを思って文を連ねることはもう稀有な手法になったのかしら。LINEやT...

昨日も深夜に目覚めた。毎度毎度の習慣的なやつとは違くて心が覚束ない。本を読む気にもぼんやりする気にもネット徘徊もする気にならない。昨日（日にち感覚が曖昧だけど眠る前で判断する）は気分が重かったからな。その名残が腹の底に引っかかっているのだろ...

いいことと悪いことは平等にやってくる的なことを前も書いた気がするけど覚えてない。何かに投稿したんだっけ、それともエッセイの下書きだろうか。書いてなくても定期的に意識している。そんな頻繁にトラブルが起こるわけじゃない。例えばゴミ出しの帰り道、...

あー、無理無理。頑張れないから今日休む！と心の中の小さい私が地団駄踏んでる。わかるよーでもやらんと生活できないのよ。ただでさえ先月３日くらい休んじゃったし。ご褒美を用意して騙し騙し家を出るも、どうも体は重いわけで。自分に正直になれるだけいい...

口の中の爽快感が半端ない。歯磨き粉をちょっと出しすぎたみたいだ。そういえば某魔法学校からの入学案内がまだ届かないんだけどなんでだろう。一応魔女を名乗っているんだけど呼ばれないってなんだ。やはり魔法界から見てもグンマー帝国は異端な存在なんだろ...

昨日の雪は夢だったのか？ってくらいに晴れた。それまで溜まっていたモヤモヤを一気にに流してくれたような感覚になって心が軽くなる。1日の終わり、ひっそりと移動する車両に私達はいる。田舎の路線だから乗車人数も片手で済む程度しかいなくて、寝てたりス...

何考えているのか分からない生きている間なら何歳だろうと誰もが直面する問題だ。それは親兄弟に対してかもしれないし、気になるあの人かもしれないし、友達だったりペットだったり、急に動かなくなった洗濯機に言ってるかもしれない。とにかく人間という生き...