Poem 不適切な退路 か細い子供が眠る頃、灯される部屋があった。1人1人が微熱に浮かされたような顔つきであるものは蒙昧に、あるものは耽美に、あるものは艶やかに夜を縫った影が伸び匿名が濃くなる頃にはそれぞれの詩は絡み合い水槽の魚は硬水を元手に希う夜道から流れる祈り... 2024.10.17 Poem散文
散文 自動記述 場違いの生命線に光を灯したら実際私の中で燻るヴィ ーナスが言うことには本能と実際の間に寝転ぶハイヒールのような味がしたって枝垂れ桜に詰問したとて故意の地図と不問の猶予、赤 い記憶はとうに消費期限を過ぎている。 そして一種の厄災となった。思考... 2023.03.27 散文