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詩ってなんだ

今日も旅します超名門校の彼の通学路は超治安の悪い通りですそこで煙草をくすねてたけどライブカメラが付いてからは道順を変えたらしいあたまいいからね僕の道は?
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「どうしたらいい?」と窓辺の石に話しかけた

今日も無機質な空だった。実際外に出たら寒い、太陽が昇る前に出たからだよ。でも冬の空気は深呼吸するのにちょうどいいし、すっきりするから好き。深呼吸だけ。友達に手紙を書いた。久しぶりに鉛筆を出して削って近況報告を書く。便箋3枚分になった。学生時...
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純潔公害

割れた陶器に流れる彗星未完の船を語る術積み重なる形骸不純聖域魔法に括る小指あの咆哮が瑕疵まみれのおんなは絶対を絞り睨みつけ「    」と優しく呟いた諦観している哀れのそのこの災の名付け親が私です蜃気楼に手向けられた鳥のような蒙昧でまあるいな...
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通販開始しました

こんばんは。先日告知しましたzinphony無事に終了しました。購入してくださった方、お手に取ってくださった方ありがとうございます。boothでも販売開始しました。イベントには行けなかったけど、興味がある。後から知った、今知った、理由は何で...
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詩集を作った

2冊目の詩集を作ったよnote.comメルヘンロックな詩を紡ぐ笠原メイさんとのユニット、ナイーヴスーパーとしての詩集第一弾。「ナイーヴクリスマス」今週末、高崎市のrebelbooks様で開催されるzinphonyで販売します。イベント後は、...
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前夜話

生まれたての街を照らすすべてを巡る夕景錆びた自転車、ねむる花、できれば毛布も燃やしてください張り出された言葉遣いを反芻する本物の月は赤くないところでなまぬるい風が私の中に逃げてきた何度目だろう扉に潰れた致死量の唄投げ捨てた誰がここが新しい店...
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点滅

数える事さえ忘れられた孤独の朝に反響を歪ませて棄てられる教則本電光掲示板で晒されるおまじない(隣町の子猫が生贄に)例え話にもなれないくらいなら、と掘り続ける汚点に溢される題名夜行列車と爪弾き寄せ合いの感情だって選択から脱落寸前なのに振舞い方...
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イルミネーション

目の前の本を開くか否か眉間に皺寄せる日よ覚えてない方の記憶を誰に委ねたら美しく終わらせる事が出来るか企てている残酷な街のささやかな親切のほうが何よりも煌めいて美しく映るって知ってるのはどれだけだろう秘密という名目の擦り付け華が選ばれた事で数...
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拝啓亡失

どうか話さないで最先端の賛美を貫く骨ここは鋭利で儚い恋の時代散らばる前の鱗であやして吸い込んだ毒能動的耽溺針の骸に誤魔化すオルゴールエンドロールはこのままこのままあなたの誰
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境界

聞いた事のある名を無視してひとつ飛ばした土地に降りる叶わぬ嘘は剥離したの「まもなく」と響く割れた音踏んで広げるタイルの焦げ目連ねて落とす罪と罰昨日が暮れた折の雨に等間隔の錠は嵩張って